飯山市瑞穂の菜の花公園にヒマワリが咲き誇り、真夏の青空の下で黄色い花びらを輝かせている。強い日差しが照りつけた9日、訪れた人たちはゆっくりと園内を散策して花を眺めたり、記念撮影をしたりしていた。
同公園のヒマワリは、連作障害を防ぐことや夏の景観づくりを目的に住民らでつくる「菜の花さかせるかい」が種をまき始めて4年目。例年、盆に見頃となるように準備を進め、8月上旬ごろから咲き始める。盆を過ぎると緑肥にするために刈り取る。会長の大平孝之さん(50)=飯山市瑞穂=は「春の菜の花だけでなく、一面のヒマワリ畑を見て夏の公園も楽しんでほしい」と来園を呼び掛ける。