椀子ワイナリーの醸造タンクを紹介する小林弘憲ワイナリー長

椀子ワイナリーの醸造タンクを紹介する小林弘憲ワイナリー長

長野県 上田・小諸

「椀子」で醸した夢、世界へ 上田市初のワイン醸造所開業

信濃毎日新聞(2019年9月21日)

 上田市初のワイン醸造所「シャトー・メルシャン椀子(まりこ)ワイナリー」が21日、開業する。同市塩川、長瀬にまたがる22ヘクタール余のブドウ畑「椀子ヴィンヤード」の中央に位置し、栽培する8種などを醸造。ワイナリーでは、ブドウ栽培からワイン造りまで見学でき、年間2万〜3万人の来場を見込む。20日、報道関係者向けの内覧会があった。

 醸造所は鉄骨2階建て延べ床面積1458平方メートルで、今年は5千箱(1箱=720ミリリットル瓶12本)を生産する計画。ワインを味わえるテイスティングコーナーなどを備える。ワイナリー長が案内するツアーなども企画し、初心者から愛好家まで幅広い客層が楽しめる施設にするという。

 同醸造所を経営するワイン大手メルシャン(東京)にとって、勝沼(山梨県甲州市)、桔梗ケ原(塩尻市)に続く醸造所。長林道生社長は「日本ワインをグローバルブランドにしたい。日本を世界の銘醸地にする夢の実現を果たす」とあいさつ。同社を誘致した地元地権者らでつくる「陣場台地研究委員会」会長の堀内汀(みぎわ)さん(84)は取材に「この日を迎えられてうれしい。椀子のおいしいワインを大勢に味わってほしい」と話した。

 23日までオープニングイベントを開催。上田駅温泉口から無料送迎バスを1時間に1便ほど運行する。県内在住者や働いている人にはワイン1杯を無料で提供する。

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