福井県内の書道愛好家でつくる「一書会」の第46回作品展が1月11日、福井新聞社・風の森ギャラリーやエントランスホールで始まった。漢詩を題材に、会員それぞれの個性を乗せた作品が並んでいる。13日まで。
創作活動の成果を披露するため年1回開いている。会員48人が約50点を出品した。
王鐸など中国の明・清時代の著名な書家の詩を題材にした作品を多く展示。原典の字体を参考に、大小のバランスや字間、行間で書としての個性を打ち出している。
漢字とかなが交じった調和体の作品や臨書3点も並ぶ。