観賞用の石が並ぶ「第70回愛石展」(福井新聞社後援)が1月17日、福井県福井市の県立美術館で始まった。一部の地域でしか取れない岩やユニークな模様の石など30点が訪れた人の目を楽しませている。19日まで。
福井愛石同好会の会員が河川敷や土の中で採取した石を工夫して飾っている。新潟県で採れた「梅林石」は黒い表面に無数の白い点が浮かんでおり、風の中で花が舞っている情景を思わせる。「宇宙人」と銘打った絵画石は茶色い表面に丸い模様が二つあり、ゆがんだ顔のように見える。
このほか時計盤のような模様の石「ナポレオン」や木の化石「珪化木(けいかぼく)」などもある。