長和町の長門牧場は、レストランや売り場をリニューアルした。ピザを焼く窯の周りに高さ1・3メートルの仕切りを設け、安全性などを確保。壁を一部取り除き、ゆったりとした空間にした。築21年の平屋で、リニューアルは初めて。3月1日まで、一部食品を割り引くオープンイベントを開いている。
壁全体をスタッフらがベージュ色に塗り替えた。売店の窓際にあった冷蔵庫を移動。調理場も冷蔵庫などの配置を見直し、動きやすくした。リニューアルのため牧場は1月中旬から休業し、今月22日に営業を再開した。
売店に立つ中井捺姫(なつき)さん(28)は「寒い時季だけれど、楽しく過ごしてほしい」。今後、牧場の牛の肉をレストランで提供することを構想中で、レストランチーフの西沢幸一さん(46)は「新しいメニューも提供したい」と話していた。