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こいのぼり、諏訪を元気に 外出難しいなら...遠くから季節感じて

信濃毎日新聞(2020年4月6日)

 諏訪平を一望する諏訪市湖南の西山公園で5日、地元の住民でつくる「北真志野若れん」が、こいのぼり約200匹を飾り付けた。恒例の取り組みだが、諏訪地方では4、5日に新型コロナウイルスの感染者が相次いで確認されたばかり。若れんメンバーは、少しでも明るい話題を届けたい―と張り切って作業した。

 公園は高台にあり、諏訪湖周辺の広い地域から見える場所。この日は約30人が一帯の支柱や木に長さ約70メートルと約100メートルのワイヤを2本張り、子どもの成長に伴い不要になって寄付を受けたというこいのぼりを一つずつ結び付けた。

 黒や赤、青色など色鮮やかなこいのぼりは、風に吹かれて膨らみ、青空の下を気持ちよさそうに泳いだ=写真。公園に遊びに訪れていた子どもたちも歓声を上げていた。

 5月下旬まで飾る予定。若れん会長の金子達也さん(42)は「遠くからも見えるので、自宅などから少しでも季節を感じてもらえたらうれしい」と話した。

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