販売を始めた「鹿肉ジンギスカン」

販売を始めた「鹿肉ジンギスカン」

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「鹿肉ジンギスカン」新名物に 長野市西部の道の駅が共同開発

信濃毎日新聞(2020年5月21日)

 長野市の信州新町、中条、大岡の3地区にある道の駅が、ニホンジカの肉を使った「鹿肉ジンギスカン」を共同開発し、信州新町と中条の道の駅で20日、販売を始めた。鹿肉を「山の恵み」として生かし、市西部の新たな特産品としてPRする。特製のたれに漬け込み、高タンパク・低カロリーの鹿肉を楽しめる。

 昨年7月に中条で野生鳥獣解体処理施設「市ジビエ加工センター」が稼動したことを受け、鹿肉の商品開発を初めて企画。羊肉を使う信州新町特産のジンギスカンをヒントに、鹿のもも肉を使い、にんにく味と黒コショウ味の2種類を作った。

 道の駅信州新町の運営会社「信州新町地場産業開発機構」の社長で、開発に携わった小林久一さん(72)は「ぴしっとくるなじみの味に仕上がった」。商品を手に取った長野市南石堂町の久保田真喜夫さん(69)は「鹿肉の『ジンギスカン』は初めて。どんな味なのか」と興味深そうだった。

 200グラムで税込み780円。大岡の道の駅でも販売する予定だ。問い合わせは信州新町地場産業開発機構(電話026・262・2228)へ。

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