ニホンスズランの小さな白い花。アリがせわしく動き回っていた=入笠湿原

ニホンスズランの小さな白い花。アリがせわしく動き回っていた=入笠湿原

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 花・紅葉

初夏色、入笠山に彩り 進む開花、希少種にも誘われて

信濃毎日新聞(2020年6月18日)

 富士見町と伊那市にまたがる入笠山(1955メートル)の周辺が初夏を迎え、さまざまな色の花が新緑に彩りを添えている。同町の入笠湿原(1734メートル)ではレンゲツツジの淡い赤い花や、ニホンスズランの白い花が咲き誇る。ゴンドラ山頂駅(1780メートル)近くでは、クリンソウや希少な釜無ホテイアツモリソウが楽しめる。蜜を求める虫ばかりでなく、かれんな花を目当てに多くの人が訪れている。

 スキー場などを営む「富士見パノラマリゾート」によると、4月に降雪もあり、全体的に開花はやや遅め。最近の暑さで咲き具合は例年並みになった。

 ゴンドラ山頂駅近くの「入笠すずらん山野草公園」では、釜無ホテイアツモリソウの紫色の花が目を引く。アサギマダラがふわふわと舞い、草陰で羽を休めていた。

 16日は昼すぎでも気温が20度を下回った。散策を楽しもうと山仲間7人と同駅に降りた小山賢治さん(70)=埼玉県所沢市=は「アツモリソウがきれいだった、クリンソウの赤い花も鮮やかでいい。この時季でないと見られない花なので来てよかった」と笑顔で話した。

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