換気用に美術館内に設置した大型の送風機

換気用に美術館内に設置した大型の送風機

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諏訪「ガラスの里」18日営業再開 送風機や入場制限

信濃毎日新聞(2020年7月16日)

 新型コロナウイルスの影響で休館していた諏訪市豊田の観光施設「SUWAガラスの里」は、18日に営業を再開する。自動検温装置や大型の送風機を導入するなどの感染防止対策を図り、県内外からの客を迎える。

 施設の入り口には、画面に顔を映すと自動で検温できる装置を設置。37・5度以上の客の入場を断る。施設内の美術館の滞在人数はおおむね10人以内に制限し、約1時間ごとに大型の送風機などを使って換気する。美術館の入館時には連絡先の記入を求める。

 岩波尚宏社長(48)によると、コロナの影響で団体客の利用はほぼすべてキャンセルになった。今後は県や国の旅行費用補助を使った客が大勢訪れることを期待したいという。岩波社長は「大変な世の中ではあるが、諏訪の文化やガラスの魅力を伝え続けたい」と話している。

 ガラスの里発着の水陸両用バスツアー「ダックツアー」も、月内は18日から土日祝日のみの営業で再開する。

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