「みつどんマルシェ」のページ。販売するさまざまな品種のリンゴの名前が並ぶ

「みつどんマルシェ」のページ。販売するさまざまな品種のリンゴの名前が並ぶ

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飯綱のリンゴ、日本一の品ぞろえに 農作物販売サイト、町が開設

信濃毎日新聞(2020年8月25日)

 飯綱町は、地元産の農作物をインターネットを通じて販売するウェブサイト「みつどんマルシェ」を開設した。特産のリンゴは、サンふじなどの定番から、英国原産で酸味の強いブラムリーなど珍しい品種まで約50種類用意。サイト運営を受託する町内の企業「カンマッセいいづな」は「日本一のリンゴの品ぞろえを目指す」と意気込む。

 多彩な品種の販売は、町内のいいづなアップルミュージアムに世界各地のリンゴを集めた並木がある縁で、地元にさまざまな品種を育てる農家があるため実現した。同社の吉川剛史(つよし)さん(40)は「他の販売サイトとの違いを出したかった」と説明。計30種類のリンゴが順次楽しめる「定期便」もある。

 現在はリンゴ農家6軒が出品。このうち「山下フルーツ農園」は、英国原産のタイデマンズアーリーウースターなど約40種を育てる。山下絵里社長は「海外で親しんだリンゴを日本でも食べられるんだ―と驚いて買ってもらうこともある。町の魅力の一つにもなると思う」と期待する。

 ネットによる農産物の販路拡大に向けて町は2011年、電子商店街「飯綱町マルシェ」を開いた。しかし、各農家がそれぞれ受注や発送作業を行うのが手間になり、17年ごろに閉鎖。今回はカンマッセいいづなが受注などを担い、農家の省力化につなげた。

 吉川さんは「こんなリンゴがあるのか、と楽しみながら知ってほしい。飯綱といえばリンゴというイメージが広まるようにしたい」と話す。町は今後、コメ農家などにも協力を呼び掛け、扱う農作物を広げていきたいとしている。

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