直売所を開いた八ケ岳ボタニカルラボの4人

直売所を開いた八ケ岳ボタニカルラボの4人

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八ケ岳山麓への「入り口」に 富士見に直売所、移住相談も

信濃毎日新聞(2020年9月4日)

 八ケ岳山麓で花や野菜を生産する30〜40代の4人でつくる合同会社「八ケ岳ボタニカルラボ」が、富士見町富士見の国道20号沿いに直売所をプレオープンし、園芸や暮らしの情報を発信しようと活動している。農産物販売のほか、町外からの移住相談も受け付け、地域の魅力を紹介。生産者と消費者、さらに移住希望者も一緒になって交流できる八ケ岳山麓への「入り口」を目指している。

 4人は消費者との交流を図ろうと8月1日に直売所をプレオープン。地域外から苗などの購入に来る人の中には、「園芸をする庭がほしい」と八ケ岳山麓への移住を考えている人もいるという。メンバーたちは移住経験や生産者同士の人脈を生かし、こうした相談に応じている。

 直売所の本格オープンは来年3月の予定。今後、農業や園芸のセミナー開催も検討している。地元住民のクラフト作品も販売しており、異業種の人たちも呼び込みたい考えだ。代表でミニトマト農家の吉野唯史さん(37)=山梨県北杜市=は、「園芸だけでなく、八ケ岳周辺の魅力を伝えたり、再確認したりできる場にしたい」と話している。

 直売所の営業は午前10時〜午後3時(土日祝日は午後5時まで)。月、火曜日定休。5、6日はこけ玉作りのワークショップ(参加型講習会)を開く。問い合わせはメールで八ケ岳ボタニカルラボ(info.yatsulab@gmail.com)へ。

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