収穫した観賞用カボチャを選別する奥さん(右)ら=9日、原村

収穫した観賞用カボチャを選別する奥さん(右)ら=9日、原村

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カボチャで明るい話題を ハロウィーン用、原村で収穫作業

信濃毎日新聞(2020年9月10日)

 原村の八ケ岳中央農業実践大学校で9日、オレンジ色が鮮やかな観賞用カボチャの収穫があった。長雨や日照不足の影響を受け、例年より大きさは若干小さめ。主にハロウィーン用の需要を見込んでおり、職員の篠原弘介さん(20)は「カボチャで明るい話題を届けたい」と汗を流した。

 新型コロナウイルスの影響で各地のハロウィーンイベントは中止に。同校は需要減を見込み、苗を植える面積を昨年の4分の1に減らし、昨年1万個の生産量を約2千個に抑えた。

 だが、「3密」を避けて自宅でハロウィーンを楽しむ人などからの引き合いが予想以上に多い。同校農産園芸部長の奥久司さん(48)は「このままだとカボチャが足りなくなるかも」。

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