ちの観光まちづくり推進機構(茅野市)は24日、茅野市の古民家を改装した宿泊施設「ヤマウラステイ」の4棟のうち3棟の営業を10月16日に始めると発表した。当初は外国人富裕層などの利用を想定し、5月開業予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。当面は国内の観光客の利用を見込む。
開業するのは、湖東の2施設「清水(きよみず)」「花兎(はなと)」、金沢の1施設「金渓(きんけい)」(いずれも愛称)。来年1月末まではプレオープンとし、金〜月曜と祝日のみ受け入れる。期間中は料金を15%引きし、1人1泊1万6150円(税別)から利用できる。残る北山の1棟は開業に向けて近隣住民らと準備を進めている。
機構は「地域に来てもらうきっかけにしたい」としている。問い合わせは機構内の案内所(電話0266・73・8550)へ。