諏訪観光協会(諏訪市)と諏訪湖釣舟組合は8日、ワカサギ釣りの本格化を前に安全祈願式を諏訪市の諏訪湖釣舟センターで開いた。同組合加盟業者は9月からワカサギ釣りの営業を始めており、水温が低下してワカサギの動きが活発になる10月中旬〜12月に最盛期を迎える。
同組合によると、現在の水温は18度ほどで、15度を下回るとワカサギが活発に餌を食べるようになって釣りやすくなる。今年のワカサギは平均5〜6センチほどで、10センチを超える大物もいるという。
今季は新型コロナウイルス対策のため、密閉された空間になるドーム船は乗船人数を制限し、客同士が距離を取れるようにしている。手指用の消毒液を置き、船内も消毒している。中沢滋組合長(60)は「ドーム船は今までの半分くらいしかお客さんを乗せられない。早めに予約を入れてほしい」と話している。