茅野市豊平の御射鹿(みしゃか)池一帯の紅葉が見頃を迎えている。ちの観光まちづくり推進機構によると、例年より1週間ほど早い色づき。20日も多くの観光客らが訪れ、水面(みなも)に映える木々の様子を写真に収めていた。
爽やかな秋晴れとなったこの日は午後4時すぎに一帯に西日が差し込むと、紅葉が一層鮮やかになり、湖面の彩りも増した。
御射鹿池は日本画家東山魁夷さん(1908〜99年)の代表作「緑響く」のモチーフになったことで知られる。諏訪市から家族で初めて訪れた三沢剛史さん(32)は「想像以上にきれいで、来て良かった」と満足そうだった。
紅葉は天候次第で、今月末ごろまで楽しめるという。