学芸員の説明を聞きながら、刀をじっくり鑑賞する参加者=10月25日、福井県福井市立郷土歴史博物館

学芸員の説明を聞きながら、刀をじっくり鑑賞する参加者=10月25日、福井県福井市立郷土歴史博物館

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刀の正しい鑑賞法学ぶ 福井市立郷土歴史博物館

福井新聞(2020年10月26日)

 福井県福井市立郷土歴史博物館の秋季特別展「北陸の古刀」(福井新聞社共催)の関連イベント、「お刀鑑賞講座」が10月25日、同館で開かれた。参加者は刀を鑑賞する際の作法などを学び、実際に手に取ってじっくりと眺めた。

 新型コロナウイルス対策として、県民10人に参加を限定した。特別展担当の松村知也学芸員が鑑賞時の作法を説明。▽刀に一礼する▽指紋がつかないように気をつけ、黒くさびた茎(なかご)の部分だけを持つ▽手に取って全体の姿をじっくり眺める―などと話した。

 鎌倉時代から現代までの6振りが用意され、参加者は教えられた手順通りに刀を鑑賞。光を当てる角度を変えながら、刃文や鍛えなどを確かめた。

 刀を題材にした人気漫画を長年手掛ける、勝山市出身の漫画家かまたきみこさんと鯖江市の刀匠、川瀬貞真さんが、刀の魅力について語り合う座談会もあった。

 中世に北陸地方で活躍した刀工たちの刀剣を並べた特別展は、11月23日まで。

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