県内外のコーヒーショップなど約30店が集まる「長野コーヒーフェスティバル」が1日、立科町の白樺高原国際スキー場であった。東京五輪・パラリンピックで同町がホストタウンになっているアフリカ・ウガンダ産の豆を使ったコーヒーを提供。約3500人が訪れ、味や香りを楽しみながら飲み比べていた。
県内有志でつくる実行委員会が2018年から白馬村や御代田町などで開き、4回目。今回は信州たてしな観光協会が地元とウガンダもPRしようと誘致した。各店はウガンダの豆を独自に焙煎(ばいせん)し、蓼科山麓の湧水で抽出。会場はコーヒーの香りが広がった。
友人や家族らと訪れた上田市の会社員堤毅さん(44)は「ひきたてのコーヒーは家で飲む時と香りも違うし、おいしい」。名古屋市から今回初めて出店した木下正義社長(42)は「ウガンダのコーヒーは柔らかな口当たりと甘みが特徴。喜んでもらえてうれしいです」と話していた。