整備が完了したスターマイン号。船尾を陸揚げして作業した

整備が完了したスターマイン号。船尾を陸揚げして作業した

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スターマイン号、冬の整備完了 諏訪湖で3月中旬運航再開

信濃毎日新聞(2021年2月18日)

 諏訪湖観光汽船(諏訪市)は17日、運休中の遊覧船「スワコスターマイン号」の整備を終えた。10日に大型クレーンでつり上げて船尾を陸揚げし、15日から作業。3月中旬の運航再開に向け、ギアのオイル交換や、紫外線で劣化したデッキの滑り止めの補修などをした。

 当初は1月上旬に行う予定だったが、諏訪湖が全面結氷して船が移動できなかった。スターマイン号は船を載せる船台に固定されており、今後、大型クレーンで諏訪湖に戻し、試運転をする。

 同船を設計した佐賀県の会社「三愛船舶設計」が、整備の中心を担った。設計者の天本寿人(ひさと)社長(70)は「諏訪湖が結氷した影響で船体に大きな力が加わり、異常が出ていないか心配したが問題なかった。来季もまた活躍してほしい」と期待を寄せた。

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