万治の石仏を背に田植えをする町職員ら

万治の石仏を背に田植えをする町職員ら

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水面の 穏やかな顔 田植えかな 下諏訪「万治の石仏」

信濃毎日新聞(2021年5月29日)

 諏訪大社下社春宮近くにある下諏訪町文化財「万治の石仏」周りの約2アールの水田で28日、町職員ら約10人が田植えをした。10月に収穫するコメは「万治の恵み」と名付け、町のイベントなどで配布する予定だ。

 観光地として人気が高まった石仏周辺の景観を整えようと長年行われている。職員らは「ひとめぼれ」の苗を一束ずつ丁寧に植え、望月和太さん(33)は「石仏が観光地として、苗のようにますます根付いてほしいという思いを込めました」。作業後、石仏の穏やかな顔が映る水面に、青々とした苗が並んだ。

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