福井市特産の小玉スイカの「金福すいか」と「銀福すいか」=6月22日、福井県福井市のハピリン内「福福館」

福井市特産の小玉スイカの「金福すいか」と「銀福すいか」=6月22日、福井県福井市のハピリン内「福福館」

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「金福すいか」「銀福すいか」スイカいかが 福井市のハピリンでPR販売

福井新聞(2021年6月24日)

 福井県福井市特産の小玉スイカ「金福すいか」「銀福すいか」のPR販売が6月22日、同市のハピリン内の市観光物産館「福福館」で始まった。贈答用の化粧箱入りを販売、飲食スペースでも味わえる。28日まで。

 「金福」「銀福」はともに薄皮で種が少なく、重さ約2キロの小玉スイカ。市園芸センターが開発した。皮が黄色の「金福」は、赤色の果肉で、まろやかな甘みが特徴。「銀福」は緑色の皮に黄色の果肉で、さわやかな酸味がある。市内の農家29軒が栽培し、今年の出荷見込みは1万1500個。

 毎年、同館でPR販売している。新型コロナウイルス感染防止のため、試食は行わない。飲食スペース福福茶屋の名物「郷土料理バイキング」にもお目見え。飲食客がデザートとして堪能していた。

 この日は同市白方町のJA福井県西部予冷施設で目ぞろえ会を行った。同センター職員が生産者に出荷の規格や梱包(こんぽう)方法を説明した。同センターによると、収穫前に晴れると糖度が高まる傾向があり、今年は梅雨入りが例年より遅かったことで甘さが増しているという。同センターの岩佐康平副主幹は「皮の際まで甘いのが特徴。ぜひ、味わってもらいたい」と話している。

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