青木村の五島慶太未来創造館に24日、秋田犬「マサル」の縫いぐるみが置かれた。秋田県大館市の福原淳嗣市長が、東急グループ創始者・五島慶太の出身地である青木村と交流を図りたい―と贈呈。同市は忠犬ハチ公の故郷として知られ、東京都渋谷区や同区に本社を置く東急電鉄との交流を深めている。
「マサル」は2018年に、平昌冬季五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手に贈呈された秋田犬。その後、秋田犬保存会(大館市)が縫いぐるみを発売した。
村は東京や東急沿線との交流人口を増やそうと取り組んでいる。北村政夫村長は「まさか秋田県からご縁をいただけるとは」と歓迎。福原市長から「村を訪問し、連携について意見交換したい」と言われているといい、今後、東急を含めた関係づくりをしていきたいとしている。