25日の県内は上空の寒気と湿った空気の影響で所によって雷雨となった。美ケ原高原(松本市、上田市、小県郡長和町)の物見石山では、雨が上がると雲間から日差しが差し込み、レンゲツツジが花びらを輝かせた。栃木県から訪れた60代の夫婦は「マスクを外して深呼吸しました。癒やされました」とほほ笑んだ。
長野地方気象台によると、26日も大気の状態が不安定になり全県で曇りのち雨、27日は曇り時々雨の見込み。
気象庁は25日、関東甲信の3カ月予報を発表した。偏西風は平年より北を流れ、太平洋高気圧が北へ張り出す影響で気温は7月がほぼ平年並み、8、9月が平年並みか高い見通し。降水量は7~9月ともほぼ平年並みとしている。