福井県 福井・永平寺

一押し日本酒を飲み比べ 福井県内6酒蔵集結

福井新聞(2022年5月11日)

 日本酒の新しい楽しみ方を提案するイベント「浜町未来酒場」が5月14、15日、福井県福井市のグリフィス記念館周辺で3年ぶりに開かれる。県内6酒蔵こだわりの酒が飲み比べられるブースや日本酒を引き立てるつまみが並ぶ。前日まで専用サイトなどで前売り価格チケットを販売している。

 ふくい桜まつりのイベントとして、飲食店主らでつくる実行委が2018年に初めて開催。20、21年はコロナ禍で中止となり、3回目の今回も当初予定の4月から感染状況を踏まえ延期していた。

 出店するのは、安本酒造、美川酒造場、常山酒造(いずれも福井市)、南部酒造場(大野市)、豊酒造(鯖江市)、黒龍酒造(永平寺町)。それぞれが一押しの日本酒をはじめ、「艶」や「濁」など各蔵のイメージに沿った1本を並べる。浜町を中心とする飲食店は日本酒に合うつまみを提案する。

 購入はつまみを含めチケット制。会場で使う専用カップと試飲チケット10枚がセットで前売り価格現金4千円、電子券3400円。銘柄によってチケット枚数が異なる。当日券や追加券の販売もある。

 実行委の林さんは「コロナ禍で日本酒の低迷した状況を少しでも底上げし、活気を感じてもらうイベントにしたい」と来場を呼び掛けている。

 午前11時~午後6時(15日は同4時)。前売り券は、電子券をイベントサイト「Peatix」で販売。現金購入は越前酒乃店はやし(福井市西方2丁目)などで受け付ける。詳細は「浜町未来酒場」のインスタグラムアカウントから。

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