ラッピングしたEVバスとしょうじさん(左)ら

ラッピングしたEVバスとしょうじさん(左)ら

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「未来に残したい小諸」EVバスに描く 市内イラストレーターと高校生がデザイン

信濃毎日新聞(2023年2月7日)

 小諸市は6日、市内の観光地や市動物園のフンボルトペンギンなどのイメージ画をラッピングした新たな電気コミュニティバス(EVバス)を披露した。市内のイラストレーターしょうじさやかさん(36)と小諸商業高校、小諸高校の両美術部生徒がデザイン。7日から、市内巡回線(千曲小学校朝・夕便、小諸高原病院便)で運行する。

 「未来に残したい小諸」がデザインのテーマ。ペンギン8羽をキャラクターとし、頭部には市特産品のリンゴやモモ、ブロッコリーなどを描き、千曲川や浅間山も図案化した。全体はほのぼのしたタッチの明るい色で、しょうじさんが描いた。星空や遊園地、小諸宿本陣主屋(おもや)などが1本の線でつながれている。

 市役所で開いたお披露目会で「四季折々のすてきな場所や物を取り入れた」としょうじさん。小諸高2年の吉池一(かずと)さん(17)は「未来に寄り添う存在になってくれればうれしい」と話した。

 EVバスは定員26人(座席数16)。充電5時間程度で200キロメートル走行可能。ジェイアールバス関東(東京)が約3150万円で購入、うち約2500万円は市が負担した。市はゼロカーボンシティーを掲げて同社と包括連携協定を結んでおり、EVバス導入はその一環。「e―ミライ(いいみらい)号」と命名した。

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信濃毎日新聞デジタル https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2023020700040
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