東信地方などから出店があり、にぎわう「キタカルマーケット」

東信地方などから出店があり、にぎわう「キタカルマーケット」

長野県 祭り・催し

東信の商店主ら群馬県で「キタカルマーケット」 地産地消や環境テーマに 5日まで

信濃毎日新聞(2023年5月5日)

 東信地方の商店主らが出店する販売会「キタカルマーケット」が5日まで、群馬県長野原町の国道146号「北軽井沢」交差点そばのグラウンドで開かれている。地産地消や環境配慮をテーマに掲げ、来場者でにぎわっている。

 全国公募で集まった三十数店が、食品や日用品のブースを出した。米粉や米油、卵だけで仕上げたシフォンケーキなどを販売する東御市の岩本智子さん(68)は「(小麦アレルギーの原因物質を含まない)グルテンフリーの食品の良さを観光客や別荘客に知ってほしい」。植物性油脂や米ぬかを使ったろうそく、穴の開いた靴下などを繕う際に使う木製器具など、国連のSDGs(持続可能な開発目標)を意識した出店が目立った。

 実行委員会によると、昨年は同町の八ツ場(やんば)ダム周辺で開催したが、軽井沢を訪れた観光客らにもアピールし、県をまたいだ連携を進めるきっかけに―と、より信州に近い場所に会場を移したという。事務局の宮下陽子さん(49)=軽井沢町=は「東信地域での出店や移住を考えている若手らとの交流の機会を増やし、地域を盛り上げたい」と話していた。

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