坂井市三国町の越前松島水族館で、「ドクターフィッシュ」の足湯体験ブースが人気を集めている。来場者は、魚が足に群がり皮膚をついばむ不思議な感触を楽しんでいる。8月31日まで。
ドクターフィッシュは、西アジアの温泉などに生息する淡水魚で、学名は「ガラ・ルファ」。皮膚の古い角質をついばむことで皮膚病を治すといわれ、"ドクター″の異名が付けられている。
来場者に夏の疲れを癒やしてもらおうと、「シアター館」横の屋外スペースに特設ブースを設けた。幅約)1・2メートル、長(なが)さ約3メートル、深さ約30センチの水槽に25~30度のお湯を張り、体長約4センチのドクターフィッシュ700~800匹を放している。
足を入れると、魚が指先やかかとなどに次々と群がり、来場者は足の皮膚をついばむ魚を観察しながら、「ぴりぴりする」「くすぐったい」などと感触を楽しんでいた。
足湯体験は午前10時~午後5時。期間中は休館しない。