上田市真田地域への移住に興味のある人たちを招き、地域の魅力や課題を語り合う「真田移住ミーティング」が28日、2日間の日程で始まった。参加者は真田地域を歩いて回り、自然豊かな環境や史跡を楽しんだ。
この日は県外から6人が参加。同市真田町長(おさ)の長谷(ちょうこく)寺で、5年ほど前に傍陽(そえひ)地区に移り住んだ関川桂太郎さん(47)から話を聞いた後、住民らと共に真田地域を歩いた。コースには、地元ゆかりの戦国武将・真田信繁(幸村)の生涯を描くNHK大河ドラマ「真田丸」のロケ撮影に使われた真田氏本城跡もあり、記念撮影をする参加者もいた。
12月から徐々に傍陽地区で生活を始めるという埼玉県の前谷稔さん(62)は「真田地域は山に囲まれながらも日当たりがいい」と話していた。
地域住民らでつくる「真田○(まる)ミーティング運営委員会」が主催し、29日は初日に気付いた同地域の魅力や課題を語り合う予定だ。