立科町は11日、女神湖で開く白樺高原花火大会(蓼科白樺高原観光協会主催)に合わせて、ゴンドラリフトを夜間に臨時運行する。初めての企画。ゴンドラリフト山頂駅(標高1830メートル)と女神湖との標高差は約300メートルで、町観光商工課は「花火を見下ろすというなかなか見られない光景を楽しんで」とPRしている。
花火の打ち上げは午後8時から。参加者は午後7時20〜40分の間にゴンドラに乗り、山頂駅に向かう。ゴンドラ1台の定員は6人で、グループ別に乗車できる。花火大会が終了する午後9時から下りを運行する。町はレジャーシートや毛布を貸し出す。
同花火大会は例年、周辺の宿泊施設が満室になるほどにぎわうという。ゴンドラは先着100人で要予約。大人2千円、児童千円。問い合わせは町白樺高原総合観光センター(電話0267・55・6201)へ。