5月4日に長野市の中心市街地で開く「NAGANO善光寺よさこい」をPRしようと、JR長野駅前で11日、県内外のよさこい踊りチームの有志らが集まり、踊りを披露した。威勢の良い動きに、通り掛かった人たちが拍手を送った。
東日本大震災があった3月11日を「互いに応援し合う日にしよう」との趣旨で全国各地の有志が催しを開く「おうえんフェス」の一環。松本市出身の会社員大原康弘さん(36)=東京=らが「長野を応援したい」と発案した。
安曇野市と山梨県北杜市のよさこい踊りチームのメンバー十数人が、NAGANO善光寺よさこい独自の演舞曲である「切り火」に合わせ、にぎやかに舞った。善光寺よさこいの実行委員を務める地元商店街の関係者も、踊り手から振り付けを教わりながら踊りの輪に加わった。
上高井郡高山村の60代女性は手拍子を送り、「元気が良くていい」と眺めていた。