諏訪市高島公園に長距離を渡るチョウ、アサギマダラが飛来している。9月13日に初めて確認され、10月に入っても舞っている。晴れた日は確認しやすいといい、市職員は「見たい人はお早めに来場を」と話している。
アサギマダラは、公園内に植わる食草フジバカマを目当てに飛来する。元中学校の理科教員で諏訪市公民館社会教育指導員の三村昌弘さん(65)が2016年、自宅で育てていたフジバカマ3株を植えたという。
市職員は17年からフジバカマの周囲でアサギマダラの数を記録しており、同年は9月下旬の5日間で延べ11匹、今年は10月2日までの13日間で延べ46匹を確認。「猛暑の影響を心配したが、たくさん来た。暖かな陽気が続けば、まだ見ることができるのではないか」と話している。