順番待ちをしてグラスに日本酒を注いでもらう来場者

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長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪

諏訪で酒蔵めぐる「呑みあるき」 県内外から2千人

信濃毎日新聞(2018年10月7日)

 諏訪市中心部の国道20号沿いに並ぶ五つの酒蔵を巡って試飲する恒例の「上諏訪街道秋の呑(の)みあるき」が6日、2日間の日程で始まった。来場者が泥酔しないよう、今回から試飲回数を制限。約2千人が、ほろ酔い程度に地酒を楽しんだ。
 各酒蔵の敷地内や国道沿いの空き地などには、鹿肉などを使ったつまみを提供する屋台も並んだ。今回からはチケット購入者にコイン15枚を渡し、1〜2枚で1回試飲できる方式にした。
 群馬県の公務員、半沢文雄さん(55)は5回目の呑みあるきといい、「このイベントで諏訪の地酒ファンになった。蔵ごとに個性があって面白い」。実行委員長の北沢光彦さん(44)は「前回より泥酔者が減り、日本酒を楽しんでいる人が増えた印象だ」と手応えを語っていた。
 呑みあるきは、舞姫、麗人酒造、酒ぬのや本金酒造、伊東酒造、宮坂醸造の五つの酒蔵と周辺の商店主らが1998年にスタート。原則、春と秋に開いている。

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