北陸新幹線の福井県内延伸を控え、まちなかを花で彩ろうと市民らが花壇づくりに取り組む催しが6月15日、福井県福井市の新栄商店街にある広場「新栄テラス」で行われた
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福井県が進める「緑と花の県民運動」の一環で、親子連れや商店街関係者ら約20人が参加。生花など卸販売の「花市場」(同市高木中央1丁目)の渡辺寛幸社長らが講師を務めた。
手で触れると葉先がこうべを垂れるように動く「オジギソウ」や香りを楽しめる「ゼラニウム」、葉の上に花を咲かせる珍しい性質がある「ハナイカダ」など9種類の植物を用意。参加者は講師の手ほどきを受けながら、八つのプランターに丁寧に植栽していった。両親と参加した小学生は「きれいに仕上がったので多くの人に見てほしい」と話していた。
広場では同日、パンダにちなんだグッズや飲食品が並ぶ「新栄ぱんだ祭」も始まり、家族連れらでにぎわった。16日までで、荒天時は近くのアーケード内で行う。