福井県大野と勝山両市、永平寺町の名所で、歴史にちなんだ謎解きをしながらまち歩きをするイベント「歴史迷宮」が8月1日から開かれる。戦国時代や幕末に活躍した地元の偉人をテーマに、大野市内だけを巡る3コースと3市町を周遊するコースの計4コースが設けられている。
観光客の周遊性を高めようと、大野・勝山・永平寺観光推進エリア創出計画実行委員会が企画し3年目。今年が最後となる。大野市内を巡るコースは、所要時間約2時間。越前大野城や武家屋敷旧内山家などに謎解き地点が設けられ、クイズに挑む。3市町の周遊コースは約4時間の設定で、はたや記念館ゆめおーれ勝山(勝山市)、道の駅禅の里(永平寺町)など6カ所を巡る。
コースを巡ってクイズに正解すると、土井利忠や金森長近ら偉人のイラストが描かれたクリアファイルやカードがもらえる。また、アンケートに答えると、抽選で10人に特産品(5千円分)が当たる。
11月4日まで。参加に必要なコースマップは大野市観光協会やはたや記念館ゆめおーれ勝山、えい坊館(永平寺町)などで入手できる。