7、8日の降雪で諏訪地方の霧ケ峰周辺も数十センチの積雪となった。晴天が広がった9日は一面の銀世界が広がり、写真を撮りながら景色を楽しむ来訪者の姿も。今季オープンを控える周辺のスキー場では恵みの雪になった。
10日にプレオープンする車山高原スカイパークスキー場(茅野市)によると、本格的な降雪があったのは7日午後6時ごろから未明にかけて。8日も降雪があったが、積もるほどではなかった。この時季にこれだけ雪が降るのは珍しいという。
同スキー場の責任者吉池仁史さん(57)は「いつもは人工降雪のゲレンデ以外、雪がないこともある。今年は一面雪景色の、いかにもスキー場らしい雰囲気になった」と笑顔を見せていた。