茅野市と立科町境の白樺湖畔にある遊園地「白樺リゾート池の平ファミリーランド」が、120年前に英国で出版され、日本でも親しまれる絵本「ピーターラビット」の世界をテーマにしたイベントを開いている。緑豊かな白樺湖畔で、絵本の中に入ったような雰囲気を味わえる。
四季折々の植物を楽しめるレイクサイドガーデンには、ミニチュアガーデン「ピーターラビットの森」が登場。物語に出てくるウサギの家をイメージした切り株の中に、ピーターや絵本のキャラクターの人形が置かれている。ロベリアやダイアンサスなどの色鮮やかな花々とともに小さな家や風車も並ぶ。
イベントは物語の作者ビアトリクス・ポターが愛し、物語の舞台となった英国の湖水地方と白樺湖畔の風景が似ているとして企画。長野市の田中和江さん(68)は夫の善美さん(71)と訪れ、「ピーターラビットが住んでいるようですね」と喜んでいた。
レイクサイドプラザでは、ピーターラビットのパネル展示やグッズ販売をしている。ファミリーランドの営業は11月23日まで。