8月15日に諏訪湖で行われる第67回諏訪湖祭湖上花火大会の実行委員会は8日、諏訪市役所で初会合を開き、大会の概要を決めた。直径約300メートルに開く尺玉(直径約30センチ)の連発を4年ぶりに復活させる。規模は前回並みの4万発。全国の花火大会の中でも最大規模という。
尺玉の連発は花火大会の見せ場の一つになる。実行委によると、協賛企業の都合で2011年の第63回大会の50連発を最後に打ち上げられていなかったが、今回から新しい協賛企業を探す方針だ。
桟敷席は諏訪湖畔公園に升席やブロック指定席、有料自由席を用意する。このうち有料自由席は、市文化センターでの前売り分が3千円、チケット販売会社を通す委託販売分は3500円。センター分は7月30日に5200席を、委託販売分は同31日から6300席を売り出す。
旅行業者を対象に前回初めて設けた大型升席(1升50席)を20升に倍増する。業者からの問い合わせが増えているため。ブロック指定席は2400席あり、料金は4100円。5月7〜29日に往復はがきで申し込む。6月16日に抽選販売する。
予算は前回並みの1億6200万円余。このうち歳入は座席の売り上げで8千万円、協賛金で6200万円などを見込む。問い合わせは市観光課内の実行委事務局(電話0266・52・4141)へ。