茅野市のJR茅野駅東口で30日、約3万個の発光ダイオード(LED)で夜空を彩るイルミネーションの点灯が始まった。今年はLEDを昨年の2倍以上に増やし、より幻想的な雰囲気に。来年2月末まで観光の玄関口を照らす。
市花リンドウにちなみ、青色LEDをロータリー一帯の樹木に飾り付けた。今年はピンク色のLEDで大小5個のハート形の飾りも作った。同市出土の国宝土偶2体にあやかり、女性らしさを演出したという。
駅東口商業会と市観光協会、ちの観光協会が設置。駅前をにぎやかにしよう、と昨年から飾り付けを大規模に行うようになった。本年度の事業費は約100万円。
同日夜の点灯式で柳平千代一市長は「若者の出会いの場にもなるといい」とあいさつ。
毎日午後5時から午前0時ごろまで点灯させる。