諏訪市上諏訪温泉の旅館などでつくる「諏訪魅力UP委員会」は1日、市郊外の霧ケ峰高原で朝食を楽しんでもらう企画「霧ケ峰で朝食を。」を始めた。車山湿原などの絶景を見ながら朝食を味わうことができる。
日帰りが多い同高原の観光客に市内への宿泊を促そうと2015年から始め8年目。標高約1820メートルにある山小屋「ころぼっくるひゅって」で、厚切りトースト、サイホン抽出のコーヒー、スープのセットなどを楽しめる。
朝食には9日から8月28日は、霧ケ峰スキー場の夏山リフト往復券が付く。この他の期間はオリジナルピンバッジがもらえる。企画をPRするチラシは県霧ケ峰自然保護センターなどを紹介する地図にもなっており、周辺の散策に役立ててもらう。
昨年は新型コロナ下で約200人が利用したといい、今年は400人を目指す。同委員会事務局長の唐沢豊明さん(44)は「暑い夏に涼しい高原で非日常を体験してみて」と話している。
9月30日まで(8月10~16日は除く)。午前8~11時。税込み1500円。前日正午までにころぼっくるひゅって(電話0266・58・0573)に予約する。1日20人限定。