諏訪湖上に毎晩午後8時半から10分間、約500発の花火を打ち上げる「諏訪湖サマーナイト花火」が今年も始まり、25日も色鮮やかな花火が夜空を彩った。諏訪湖温泉旅館協同組合(諏訪市)などでつくる実行委員会が主催。
午後8時半には諏訪湖畔に多くの人が集まり、音楽に合わせて打ち上がる大輪の花火を見上げた。5人家族で訪れた岡谷市の公務員坂口顕正(けんしょう)さん(31)は「数年ぶりに花火を見た。迫力や音楽に合わせた演出に感動した」。妻の菜楠(なな)さん(32)も「諏訪の花火が一番」と喜んだ。
24日に始まったサマーナイト花火は今月31日までと8月16~27日に開催。今年も新型コロナウイルスの影響で「諏訪湖祭湖上花火大会」(諏訪市などの実行委主催)は8月15日に大規模に打ち上げる形式は中止し、8月1~15日に分散開催する。このため同月27日までの約1カ月間、毎晩花火が上がる。