諏訪市の農家らでつくる上諏訪温泉朝市の会は16日、地元産の野菜や特産品を販売する上諏訪温泉朝市を、同市湖岸通りの温泉保養施設片倉館の中庭で始める。10月8日までの毎週日曜日(9月3日を除く)、午前6〜8時に開く。25区画の出店スペースを設け、農家がその日の朝に収穫した野菜などを並べる。
諏訪湖畔の旅館やホテルなどに宿泊する観光客に楽しんでもらう目的で開き、6年目。出店スペースは農産物、食品加工、クラフトの3ブロックに分け、買い物しやすくする。今年は初めて、朝市を訪れた観光客と、期間中に7日以上訪れて買い物をした地元の人を対象に「お楽しみ抽選」を行う。
朝市の会は旅館やホテルに朝市のチラシを配り、アピールしている。山崎茂会長(64)は「宿泊客らの朝の楽しみになるような朝市を目指したい」と話している。問い合わせは事務局の諏訪観光協会(電話0266・52・7155)へ。